看護師の人間関係は正規・バイトによってもこじれる

看護師の人間関係に限界を感じている

 

どんな仕事でも悩みはつきものですが、看護師はとくに悩みを抱えている人が多いです。

 

個人的な悩みは各人それぞれですが、クリニックや病院など職場で共通して持っている悩みもありますよね。

 

一番多い悩みは「人間関係」。

 

でも、そのほかにも看護師の職場によって共通した悩みがあります。

 

特に、正規で働く正社員看護師と、アルバイトやパート看護師の関係から生じる人間関係のもつれもあります。

 

 

正規とバイト看護師のこじれ

 

たとえば、正規の職員で勤務している病棟の看護師の共通した悩みとしては、受付業務がないので看護師として対人対応できるキャリアアップができないなどです。

 

なかには外来受付業務がある病院もありますが診療所やクリニックで働く看護師と比べると、接客対応や患者さんをまじかにした本当の看護技術やスキルが向上しないので不安を感じたりやりがいを感じないという悩みもあります。

 

またアルバイトやパートの看護師の場合は、ほとんどの病院やクリニックは朝9〜10時から夕方5時です。

 

都会の駅前にあるクリニックなどのなかには、終電に合わせて24時まで開けているクリニックもあります。

 

そうすると正社員対応で働いている看護師の場合は、朝から夕方と、夕方から終業までの2交代のシフト勤務ができます。
お休みもクリニックの営業日にあわせるので、土曜日や日曜日の出勤もあたりまえのようにあります。

 

看護師に限らずいわゆるサービス業で勤務する場合には当然のことですが、友人と休みが合わなかったり、家族との休日に過ごしかたを共有することができませんよね。

 

正職員制度の導入がさらに話をややこしくしている?

 

ちょっと前の2010年6月末から改正育児介護休業法が施行されました。

 

内容をざっくりかいつまんでみると、3歳未満の子をもつ労働者に対して、1日6時間の短時間勤務制度をもうけることが、使用者側に義務付けられたんですね。

 

当初、従業員100人以下の企業は3年間の猶予期間がありましたが、今ではその猶予期間が過ぎたので、どの事業所でも適用されることになります。

 

そして、労働者から申請があった場合には、使用者は所定外労働の免除を制度化しなければならないものです。

 

女性が95パーセントを占める看護師の世界、そして、実際の子育てが女性に偏っている日本の現状ではとてもインパクトのある制度だったんですね。

 

病院という職場では、未就学児がいても6割が夜勤をしています。

 

この制度を素直に適用すると、利用者が多くて実現が困難なのです。

 

そこで、短時間正職員制度の導入が進められているんですね。

 

短時間正職員制度は、正職員のまま週の労働時間をパート並みに短縮して、月給やボーナスは労働時間によって比例配分するというものです。

 

これで、数パーセントでも看護師の就業率が上がれば看護師不足も解消?して、看護師としての就業パターンも広がります。

 

たしかに、短時間正職員であれば、看護師の就業の幅が広がります。

 

ところが、この制度があるがためにさらに人間関係がややこしくなってしまっているのです。

 

さらに、課題になっているのは、夜勤

 

夜勤手当を多くして正職員の不満を解消したり、夜間にしなくていい仕事を日中に回すなどの工夫が必要、などです。

 

人間関係の悩みは最も大きい

 

病院で働く看護師の悩みで最も多いのが職場の人間関係についての悩みです。

 

病院で働く看護師もこれまでのように看護の業務だけをしていればいい時代はとっくに終わっています。

 

医師や他の看護師とのチームワークがより多く求められています。

 

また病床での患者さんとのコミュニケーションも、看護師には欠かせないスキルになってきました。

 

そのため医師や他の看護師との人間関係だけでなく、患者さんとのコミュニケーションが苦手な看護師にとっては看護師の仕事そのものを続けられるかという悩みの種になっています。

 

どんな職場でも、大なり小なり悩みはあります。

 

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