専門看護師
専門看護師とは、
「複雑で解決することがむずかしい問題を持つ個人や家庭、集団に対して、高い水準の看護ケアの技術や知識を持って接する専門的な看護師」のことです。
- がん看護
- 精神看護
- 地域看護
- 老人看護
- 小児看護
- 母性看護
- 慢性疾患看護
- 急性・重症患者看護
- 感染症看護
の分野で専門看護師になることができます。
専門看護師になるためには
- 一定の定められた免許を持っていること
- 所定の教育を修了していること
- 専門看護師になるための実務経験があること
などの受験資格が必要で、その上で、日本看護協会の専門看護師認定審査に合格することが必要です。
専門看護師の詳細の受験資格
- 日本国の保健師、助産師及び看護師のいずれかの免許を有すること
(1).看護系大学大学院修士課程修了者で、日本看護系大学協議会専門看護師教育課程基準の所定の単位を取得した 者。なお、看護系大学大学院修士課程修了者で日本看護系大学協議会専門看護師教育課程基準の所定の単位 に満たない者は、必要単位をさらに取得するものとする。
(2)看護学以外の関連領域の大学院等を修了した者で、前項の学校において必要単位をさらに取得した者。
(3). 外国において(1).から(2).と同等以上の教育を受けたと認められた者 。 - 日本看護系大学協議会専門看護師教育課程基準で指定された内容の科目単位を取得していること
- 専門看護師としての必要な実務研修があること
(1). 保健師、助産師及び看護師の資格取得後、実務研修が通算5年以上であること。そのうち通算3年以上は専門看護分 野の実務研修であり、その経験のうち、6ヶ月以上は専門看護師に必要な所定の教育修了後の実務研修を含まなけれ ばならない。
(2). 専門看護分野の実務研修をしていなければならない。
(3). (1).で定める実務研修5年及び専門看護分野での実務研修3年は、常勤での勤務でなければならない。
(4). 専門看護師の認定審査を受験する者は、上記の条件を全て満足する者であり、現在、常勤、非常勤勤務を問わず実 践 を行っていること。
(5). 専門看護分野の実務研修を常勤で通算3年以上実施した者については、(1)の専門看護師に必要な所定の教育修 了後の実務研修は非常勤の勤務での研修でも差し支えない。 - 特定の施設と契約等を交わし、定期的に実践していること。
- 実践時間については週8時間以上で、通算900時間に達していること。
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