看護師を辞めた理由とその後

 

看護師を辞めた理由

看護師を辞めると言えば、看護師自体を辞めてしまう場合や現在勤務している病院なりを辞めてしまう、という2つがあります。

 

とはいえどちらにしても、今の職場を去って行くわけですが、その理由で一番多いのは、なんといっても人間関係です。
次に多いのは、給料面。

 

離職率が高い看護師ですが、やはり女性社会なので、ある意味で特殊なのかもしれません。女性同士でしかわからないようないじめや理不尽さが理由となっている場合も多いです。

 

看護師自体を辞めちゃう人

私の知っている元同僚は、仕事のミスを上司である師長から指摘され、怒られているときに「あなたの親の教育が間違っている」とみんなに聞こえるように言っていました。

 

その同僚のミス自体と、親の教育の間違い。これって、仕事上のミスと結びつくのでしょうか。人前で理不尽な怒り方に、一緒に仕事していたら自分がダメになると考えて、同僚は看護師を辞めてしまいました。

 

看護師自体を辞めちゃう例でもう一つ。看護師の仕事の現実にショックをうけちゃった人もいました。
看護師にならなければ、知らなくていいこと・経験しなくていいこと(たとえば、便・尿・痰の処理)をしたりして、イヤになっちゃうようです。

 

後輩で入ってきた看護師は、「学歴をつけてやる仕事ではない」って言って辞めていきました。

 

確かに、看護師は資格さえあれば、職場でイヤなことがあっても、他に待遇の良さそうな病院やら、地元に帰ってしまうなど、全国どこでも就職に困ることがありません。その病院だけにしがみつく理由がないですから。看護師のなりたてのころは数年、奨学金を受けていると返戻期間は辞められない場合もありますけどね。

 

看護師を辞めて病院以外の違うところに勤務している例

病院以外でも看護師の資格があれば、勤務できるところはけっこう多いです。

  • 施設、デイサービス、デイケア、
  • 医院
  • 学校
  • 保育所
  • テーマパーク
などなど

同じ看護師の仕事では、病棟勤務専門パート、外来勤務専門パート、健診センターアルバイト、訪問看護などもありますね。

 

看護師はイヤになって辞めた人で比較的多いのは、「専業主婦」ですね。

 

まったく違う職種につく人もいます。看護師資格を生かして、コミュニケーション講師・病院のコンサルタントをやっている方も中にはいます。皮膚科病棟にいた人でエステティシャンになった人もいました。

 

ただ、あとあと働けるから看護師、と思ってもブランクは大きものです。10年もたてば病院のシステムも器械も薬品も変化していますからね。とはいっても、ブランクがあっても最近は、研修システムなども充実しているので、本人のやる気次第かもしれませんね。
ブランクが10年以上あるのですが看護師として復帰できる?

 

 

     

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