男性看護師の悩み
看護師の多くは女性です。2002年3月から男女ともに「看護師」とよばれるようになりましたが、以前は女性は「看護婦」、男性は「看護士」と呼ばれていました。
最近では特に、男性看護師が増えてきたようです。
平成22年の数字では、男性の占める割合は看護師で5.6%、准看護師で6.3%だそうです。
とは言っても、女性ばかりの職場ですから、男性看護師には男性看護師ならではの悩みがあるんですね。
女性に囲まれている環境の男性看護師の悩み
周りが女性ばかりの職場にいる男性にしてみると、仕事をする上では男性と言うだけで、居心地が悪い場所ということはないはずです。女性にとっても、多くの中に男性がいるという事で、配慮をしてくれますし、特定の男性看護師をねらったイジメなどもほとんどないでしょう。
そんな中での男性看護師の悩みは、
- 将来について
- 仕事環境について
が多いデータがあります。
男性看護師の悩みでの「将来について」という点は、例えば、医師からの指示について、年齢が若いうちは気にならないがだんだんと、自分より年下の医師からの命令での指示に違和感を覚えることがあげられます。
簡単に言ってしまえば、男としてのプライドということ。
そして、仕事環境としては、管理職になった時の立場。男性管理職として、女性を統括していくことはなかなか難しく、人間関係が与える影響は、精神的にものすごく悩みとなってしまうのですね。
男性看護師の需要は大きい
とはいっても、今は男性看護師は非常に必要とされている存在です。
それは、医療や福祉の現場が、体力勝負といった面が多く、力仕事が非常に多いからだといえます。
また、男性患者にとっても、相談しやすかったり、さまざまな面で理解してもらえるなど、とても歓迎されているのです。
とはいえ、働いている男性看護師にしてみれば、仕事をする上で相談したい事や悩みがあった時に相談できる人がいなかったり、男性看護師が他にいないと「自分は必要ないのかも」と考えてしまう事があるなど、男性看護師ならではの悩みは山ほどあるようです。
やはり、看護師の現場を知っている悩みを聞いてくれる存在は必要ですね。
職場の悩みを聞いてもらって、男性看護師の悩み相談をしてくれます。悩み相談が親身すぎて看護師転職サービスですが、転職紹介よりも看護師の悩み相談の方がメインじゃないの?って思いますよ。