「看護技術」の悩み記事一覧

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高齢者のオムツ使用からトイレ排泄にする看護とケアのポイント

老いて身体が不自由になっても、できればおむつだけはごめんだと誰もが思っています。しかし、おむつの問題が「おむつを着けられる側の視点」からきちんと議論されず、高品質なお上おむつが普及し忙しい現場の中で便利さが優先されています。しかし、高齢化が急ピッチで進む中で、少しずつ「おむつを減らして、自律した排泄を」という流れが生まれてきています。おむつ使用がもたらす、精神的・肉体的弊害も指摘されるようになって...

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高齢者の介護でおむつが与える3つの弊害

オムツは漢字で「御襁褓|と書きます。襁褓はむつきのことで、広辞苑によれば「むつき」とは「生まれたばかりの子に着せる産衣」「子供の大小便を取るために腰から下を巻くもの」とあります。言うまでもないことですが、オムツはトイレで排泄することのできない赤ん坊のためのものです。赤ん坊は1歳半から3歳くらいの間に、オムツが外れ、トイレで排泄できるようになります。「オムツが外れる」ことは、世話をしてもらうだけの赤...

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高齢者介護でのオムツ減らしの考え方と進め方

患者の思いを共有することから始める患者の思いを共有することから始める看謹の現場は忙しく、業務優先、治療優先になりがちです。だから、「必要悪」と分かっていてもオムツを使用してしまうんです。そのなかで、オムツを減らし、看護の質を高めるために必要なこと何でしょうか。やはり、「自分がオムツをしたらどんな思いがするか」「肉親がそうなったらどう思うか」という具体的イメージを持ち、患者の思いを共有することからス...

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高齢者介護でのオムツ減らしの実例と効果

それまでオムツを使用していた患者にとって、「オムツを外してくれる」ということは、それ自体が大きな喜びにつながるんですね。排泄の自立は人間としての自信につながります。トイレに座ることによる意欲の向上には想像以上のものがあります。トイレで排泄できた時のうれしそうな顔は、こちらも涙がでるほど感動しますね.73歳の痴呆性老人の排泄自立の成功ケースこの男性はコミュニケーションが困難で、尿失禁状態でオムツを使...

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高齢者介護でオムツをしないことの意味

オムツをした状態で転院してきた女性は、「戦時中のほうがまだよかったよ」と言い放っていました。それまで入所していた老人福祉施設ではオムツを着けられ身体を拘束されていたからです。「ひもで縛ることもしないし、オムツも外してトイレにお連れします」と言っても、拘束され、オムツを当てられていたその女性は人間不信ゆえに「そんなこと信じられない」とコミュニケーションさえ拒んでいました。その女性のこわばった表情がわ...

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痴呆老人とケア

老人に対する各種の施策としては、昭和38年の老人福祉法、昭和48年の老人医療費支給制度、昭和58年の老人精神保健対策、老人保健法などがあります。さらに、近年では平成に入ってから数年おきに法律が定められています。これらのなかで、痴呆老人対策も次第にとり入れられてきましたが、今後、もっと充実され、一貫した保健・医療・福祉ケア・システムが確立することが望まれています。痴呆老人のケアのあり方今までのケアに...

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