看護師の笑顔で悩み解消

笑顔で悩みが解消するきっかけ

ものすごく寒い日や、台風、暑い日になると、私は毎日、ニュースの気象コーナーに釘付けです。連休などは、お楽しみの計画も多い時期だけに、テレビの前で、気になる雨雲を吹き飛ばしたくなるものです。

 

人間の心というのは、天気に大きく左右されるものではありませんか。そのせいでしょうか、人の心を表現するのに、よく天気にたとえられます。さしずめ笑顔は「晴れ」でしょうか。心の「晴れ」について看護師としての悩みがある時も多いと思います。笑顔でその悩みが解消された、と感じることができたことがあります。

 

いすは私のお尻から逃げていって看護師の悩みが吹っ飛んだ

 

ナースに対する一般の方々のイメージは、明るさや優しさという、「晴れ」を感じさせるものでしょうね。よく看護実習を経験した学生の皆さんは、目のつり上がった指導者ナースの姿を思い浮かべて、少々苦笑いしてしまうようですけれどね。

 

ともかく、傷の痛みや心の痛みにそっと触れ、消毒をしてガーゼを、あてるその姿は、まさに看護師のイメージぴったり。そんな時、自分も「看護師っぽいな」などと思ったりします。

 

就職して間もない頃、なかなか職場の先輩と打ち解けられなかった私も、患者さんの前で自分自身をナースのイメージに当てはめることで自分を保っていました。とりあえず、ナースとして存在することで、自分の居場所を確保していたのです。

 

どこか嘘っぽい笑顔を振りまきながら過ごした日々。今となっては、形にこだわって随分薄っぺらな仮面を着けていたものだと思うのですが、必死でした。

 

そんな私の化けの皮が剥がれたのは、こんな珍事件からでした。
当時は、勤務帯毎に「申し送り」をしていました。受け持った患者さんの状態を、次の担当者に文字通り申し送るその10分程度の時間は、私にとってかなりのストレスになっていました。

 

まるで自分の答案用紙を目の前で採点されているような、そんな気分になるのです。私の申し送りを聞きながら、先輩の頭の上に無数の「?」が浮かぶのをひしひしと感じながら、段々小さくなっていく私。

 

そして、そのもいつものように、緊張の面もちで申し送りを受ける先輩の前に座った......はずがスコーンと私のお尻からいすは逃げていってしまったのです。

 

「大丈夫!?」心配そうな先誰の声が頭上から聞こえました。奇跡的にしりもちもつかず、床から這いあがった私の周りには爆笑の渦が。コントさながらの迫真のボケに、薄っぺらな私の仮面は吹き飛ばされていきました。

 

いや、別に狙ったわけではありませんよ(笑)それからでしょうか、心底笑いながら仕事ができるようになったのは。看護師の悩みとしてかかえていた何かが飛んでくれました。

 

毎朝課鏡の中でニッと笑ってみる

笑顔というのは不思議なもので、伝染するのですよね。

笑顔の看護師

おもしろくない顔をしている自分が惨めになって、「悔しいから自分も笑ってしまえ!」と。

 

そんな私は少しひねくれているでしょうか...私と接した人に、一人でもいいから笑顔になってもらえる人がいたら、心の底から笑う時間を持つことができたら、そんな思いが出てきたのもその頃からです。

 

朝起きて、顔を洗ってご飯を食べて、下手な化粧をして出来上がった顔で、鏡の中でニッと笑ってみる。決して美人ではないけれど、なかなか愛嬢がある顔(これ以外の表現の仕方が思いつきません)だなと。仏頂面よりはよほどいい気分になります。

 

治療への不安や長期にわたる入院生活で、いつしか笑顔をなくした患者さん。どう接したらいいのか分からず、まるで腫れ物に触るように接してしまい、うまく近づくことができませんでした。

 

患者さんと私の間には川が流れているようで、向こう岸に渡る勇気さえ出ずにいたのです。それでもあいさつは、元気に明るく
「今日はどんなかな?」
「夜は眠れたのかな?」
「痛みは少しは楽になったかな?」
「不安や心配なこと、今日は一つでも聞き出すことができるかな?」

 

患者さんのベッドのカーテンを開けるその手にいくつもの不安を抱きながら、毎朝「おはようございます。今日も一日よろしくお願いします」と精一杯明るく挨拶をします。自分を奮起させるためにも・・・・

 

毎日が笑顔のプレゼント交換です

そんなある日、患者さんから言われたことがありました。

 

「あなたの元気で明るい声と笑顔を見ると、ホッとするのよ」と。

 

もったいないくらいの言葉でした。つらい症状に対応できずにいて悩んでいた自分に、いらだちを感じていた矢先のこと。患者さんのこの一言に、私自身大きな力をもらいました。

 

きっと、技術が未熟だったあの頃、私の精一杯のケアが「笑顔」だったのです。そして今も。私からの笑顔の贈り物。決して高価ではないけれど、ちゃんと届けたい気持ちでいっぱいです。

 

しかし、私も人間です。泣いたり笑ったり怒ったり、注意報やら鮮報が鳴り止まない状態に陥ることもあります。そんな時は、患者さんや職場のスタッフの方々から笑顔のパワーをもらいます。毎日が笑顔のプレゼント交換です。

 

同じ生きるなら、笑っている時間が多いほうがいいに決まっています。その笑顔はきっと、誰かの笑顔のもとになっているハズです。そして、いつの間にか悩んでいたことは笑顔で消えていますよ。

 

笑顔がなくなると職場を変えたくなる気持ちが大きくなってきますね。でも特に、看護師の職場ではこういった悩みを同じ職場で話すことができる人が少ないものです。

 

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